top of page

社員同士のいざこざに会社はどう対応すべきか?社労士に相談するメリットとは

  • 執筆者の写真: あいパートナーズ
    あいパートナーズ
  • 8月8日
  • 読了時間: 3分

職場では、性格や価値観の違いから社員同士のいざこざが起きることがあります。軽い口論から深刻なハラスメントまで、放置すれば職場環境が悪化し、離職や業務への悪影響を招きかねません。


この記事では、会社として取るべき適切な対応と、社労士に相談するメリットについて詳しく解説します。


社員同士のいざこざ

✅ 社員同士のいざこざ職場トラブルの種類と背景を理解する


社員同士のいざこざには、意見の食い違い、役割の押し付け、業務分担への不満、価値観の衝突、プライベートな問題の持ち込みなど、さまざまな背景があります。特に人間関係のもつれが原因の場合、当事者間での解決が難しく、周囲を巻き込むこともあります。


放置することで、会社全体の士気や生産性に悪影響を及ぼす可能性があります。


✅ 初期対応がトラブルの深刻化を防ぐ鍵


問題が表面化したとき、会社として最初にすべきことは「迅速かつ公平な初期対応」です。まずは当事者双方に対して個別にヒアリングを行い、事実関係を冷静に把握する必要があります。


この際、感情的にならず、第三者的視点で中立に対応することが重要です。初期対応のミスは、社員の不信感を招き、事態の悪化を引き起こす可能性があります。


✅ 相談窓口の整備と社内体制の見直し


トラブルを未然に防ぐには、社員が安心して相談できる窓口の整備が欠かせません。専任の相談員や外部の相談窓口を設けることで、早期発見・早期対応が可能になります。また、就業規則や職場内のルールを見直し、ハラスメント防止指針やコミュニケーションルールを明確にしておくことも効果的です。


✅ 再発防止策と適切な処分の実施


いざこざの原因が明らかになったら、再発防止策を講じる必要があります。配置転換や業務分担の見直し、指導教育の実施などが考えられます。悪質なケースでは、就業規則に基づいた懲戒処分も検討すべきです。


ただし、処分は感情的に行わず、客観的な事実と証拠に基づいて慎重に判断することが求められます。


✅ 社労士に相談するメリットとは


労務トラブルの専門家である社労士に相談することで、会社として適切な対応をとるための具体的な助言を得られます。特に、就業規則の見直しや労働トラブルに関する指導、第三者としての冷静な視点での意見などは、社内の混乱を防ぐうえで非常に有効です。


また、裁判に発展する前の「あっせん」など、トラブルを法的リスクなく円満に解決する手段も提供してくれます。


✅ 小さないざこざでも軽視しない姿勢が重要


「ただの言い合いだから」「個人の問題だから」と軽視せず、小さなトラブルでも丁寧に対応する姿勢が、社員の安心感と会社への信頼感につながります。早期対応と予防策の積み重ねが、トラブルの少ない健全な職場環境を育てていきます。


経営者や人事担当者は、常に「問題は起こり得るもの」と捉え、備えておくことが大切です。


✅ まとめ:トラブル対応の正しいステップ


社員同士のいざこざに対しては、会社が主導して冷静かつ公正に対応することが必要です。初期対応 → 事実確認 → 再発防止策 → 必要に応じた処分や配置転換、という流れを踏みながら、外部の専門家である社労士の知見も活用しましょう。


トラブルのない職場は、社員の満足度と生産性を高め、企業の持続的な成長にもつながります。

あいパートナーズ-2560x1400.jpg

お役立ち情報

メルマガ登録していただくと、多くのお役立ち情報がご確認いただけます。

社会保険労務士法人あいパートナーズ
社会保険労務士法人あいパートナーズ

本人確認のため、メールアドレスをご記入の上、送信ください。

送信後、お役立ち情報ページのパスワードをご連絡させていただきます。

送信ありがとうございました

​あいパートナーズのプライバシーポリシーに同意の上で送信してください。

1.png
社会保険労務士法人あいパートナーズ

社会保険労務士法人あいパートナーズ

〒790-0067  愛媛県松山市大手町1丁目8-20 シャトレー大手町101号室

社会保険労務士法人あいパートナーズ
社会保険労務士法人あいパートナーズ
社会保険労務士法人あいパートナーズ
社会保険労務士法人あいパートナーズ

Copyright© 社会保険労務士法人あいパートナーズ All rights reserved.

bottom of page