採用と定着に関するメルマガ

採用定着士【岩本浩一】

【採用定着士】岩本浩一です。

当事務所は前回のメルマガに書いていた通り
助成金を売りにした事務所でした。

しかし今は採用と定着を
メインとした事務所に
生まれ変わりました。

私が助成金から採用と定着に
シフトチェンジしたには理由があります。


<私の事務所が助成金を止めた理由>


私は社会保険労務士で助成金について
本も共著ですが4冊出しています。

当事務所は助成金をメインとしていた
事務所でした。

毎年何件も助成金を出す事務所として愛媛で
は知らないくらい有名な事務所になりました。

しかし・・・

助成金の本質を理解して活用している会社
はほとんどなく助成金は出して当たり前だと
思う社長様がほとんどでした。

中にはどうして助成金出なかったんだと
あなたの会社が解雇したからだと説明しても

そんなこと聞いてないとか
責任取れとか怒鳴ってくる社長様も
いらっしゃいました。

本当は

「いい会社にして
もっと会社をよくしたい。」


「もっと働いている社員からこの会社で働いて
よかったと思える会社にしてあげたい。」



そういう思いから遠ざかるばかりでした。


また今年から助成金の条件は
かなり厳しくなりました。


助成金といえば「キャリアアップ助成金」という
くらい有名な助成金であなたの会社も
キャリアアップ助成金の正社員化コースを
出したことはあると思います。


今年から初めから正社員として募集をした会社
については助成金の申請ができなくなりました。


この助成金を出すためには
「契約社員」として社員を雇用して
正社員転換しないともらうことができません。


今は売り手市場であるため
わざわざ「契約社員」として
募集をかけている会社に
雇用されようとは思いません。


助成金を取りたいために契約社員にするのは


「助成金を取ることが目的になっている」


そのため後々にトラブルになっていきます。



会社をよくしてくために出した助成金が
結果として会社を悪くしているのでは
ないのかと悲しい思いにもなりました。



私とかかわりのある社長様にもっと


「いい会社にしてあげたい。」


そのためには助成金を取らずに
いい人を採用した方が
もっと売り上げもあがっていい会社に
なるのではないのかという結論に達しました。


だから私の事務所は
昔のように積極的に
助成金の案内はしなくなりました。



お客さんには


「助成金を取ることが目的ですか?
いい会社にしたいことが目的ですか?」


と最近話すようになりました。


「採用」するということは
その採用した人の未来に
責任を持つということです。



その人を採用するなら
その人を育てる責任もあります。



「いい人を採用したい」
「いい会社になりたい」



そういう心を持った社長様と
つきあっていきたいと思います。

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