就業規則の作成

最近、ニュースやネットで会社と労働者との間でトラブルが起きているというのを目にしたり耳にしたりしたことはないでしょうか?

昔は会社と労働者とのトラブルが生じた場合は労働者が泣き寝入りの状態でした。
しかし現在は、労働基準監督署に駆け込んだり、誰でも入れる労働組合(ユニオン)に加入したりして会社に対抗をしてくるようになりました。

中には会社と労働者だけでは解決がつかず裁判沙汰になることも少なくなりません。

トラブル防止のために就業規則は必要

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トラブルが発生した場合に会社を守ってくれるのが就業規則です。

就業規則は会社を守ってくれる唯一のものです。労働基準法は、労働者を守るために作られた法律であるため会社を守ってくれるものではありません。

就業規則は、経営者の経営方針や経営目標など経営者の意向を汲み取った会社のルールブックのようなものであるため就業規則をしっかりと整備していれば会社から無用なトラブルを防止してくれるものとなります。

市販のマニュアルを参考にして作成した就業規則、ネットからダウンロードしてきた就業規則などこのような就業規則はモデル就業規則と呼ばれるもので、会社の業種や規模を考慮に入れたものではなく、また会社を守るという観点で作られたものではありません。

就業規則によって会社から労働トラブルを未然に防ぐことはできません。

モデル就業規則の中には労働者にとって有利に書かれている条文もあるためかえって会社が不利になることもありえます。

就業規則は会社にとって重要なものなのです。
しかし就業規則を重要なものだとは思っていない会社が多いのが現状です。

うちの会社は労働トラブルのない会社だから就業規則なんて作る必要はないと思っている会社も多いと思います。

労働相談件数は毎年増えていっている。

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労働相談件数は毎年増えていっています。一度労働トラブルが発生するとそれを解決するために多くの時間と費用がかかるようになります。労働トラブルはいつ会社に起きてもおかしくない状態なのです。

就業規則が労働者とのトラブルを未然に防ぎ、仮にトラブルが発生したとしても会社を守ってくれる就業規則であるかどうか一度診断してみてはどうでしょうか?
このような会社は一度就業規則の診断をすることをお勧めいたします。

◆就業規則は、本屋で売っている市販のマニュアル本を参考にして作成した。
◆就業規則は、ネットからダウンロードしたモデル就業規則を参考にして作成した。
◆就業規則は、社会保険労務士以外の人(税理士など)に依頼して作成した。
◆就業規則は、親会社の就業規則を参考にして作成した。
◆就業規則は、いつ変更したのか分らない。


なぜ就業規則が必要なのか?

就業規則はなぜ必要なのでしょうか?
就業規則を作る理由としては大きく分けて2つの理由があります。
「守りの就業規則」という考え方と「攻めの就業規則」です。

守りの就業規則
●法律で守られているため
就業規則の作成と労働基準監督署への届出が、労働基準法により定められています。(事業所ごとに10人以上の労働者がいる場合) 届出をしない場合、30万円以下の罰則もあります。 記載が義務付けられている項目もあります。

 ●いざというときのため
残業代に関するトラブル、退職時のトラブル、セクハラ・パワハラに関するトラブル等が起こってしまった際に、就業規則にこれらのトラブルに関する記載がない、または記載が薄い場合、無駄な時間と労力が発生します。 またトラブルになった際に会社は圧倒的に不利な立場になります。 しっかりと整備された就業規則がある事でこれらを未然に防ぐことが出来ます。
攻めの就業規則
●会社を成長させるため
就業規則は経営者の「こんな会社にしたい」を形にしたものになります。
会社のルールを整備することで、無駄な時間と労力をなくし、経営に集中することできれば、安心して生産性を高めていくことが出来ます。どうすれば従業員の生産性が高まるかという観点も踏まえながら作成することがポイントです。

●働きやすい職場にするため

会社のルールを明確に捉えることで、各従業員は会社の方向性や考え方を捉えることができます。それが明確になれば各自の仕事の意義や目的もより明確になり、よりすっきりした気持ちで仕事に取り組めるため、働きやすさの向上につながり、結果的に生産性が向上します。

●助成金を受給するため
助成金を受給する場合には法律に則った就業規則が必要になります。
就業規則がない場合には助成金が取れないと思ってください。

助成金の使い道は自由であるため従業員の福利厚生のために利用することによりモチベーションが上がり結果として会社の業績アップにつながります。

当事務所の就業規則の特徴

当事務所の就業規則のサービスは、お客様の解決したい課題に応じた就業規則料金を設定しています。

1 最低限度の法律に違反しない就業規則を作成したい。
2 モンスター社員対策をするための就業規則を作成したい。
3 残業対策をするための就業規則を作成したい。

こういった悩みに応じた就業規則を作成します。

就業規則の料金

就業規則は3つのコースから選ぶことができます。
一番人気は「竹」コースです。

就業規則「梅」コース

解決したい課題
・労働基準法(就業規則)違反を是正したい。
・最低限度の労務リスクヘッジはしておきたい。
内容
・規程の種類は5種類まで選択できます。 ・従業員説明会は実施せず、必要最低限の範囲内での就業規則の作成をさせていただきます。 ・労働基準監督署の届出は行います。
備考
面談回数は1回とし、面談回数は追加しません。
面談後のやり取りはメールで行います。
料金
25万円(消費税別)

就業規則「竹」コース

解決したい課題
・モンスター社員対策をしたい。
・メンタルヘルス対策をしたい。
・助成金の取りこぼしはしたくない。
内容
モンスター社員から会社をディフェンスすることを目的としたコースです。最近多いメンタルヘルス対策も行います。
・規程の種類は10種類まで選択することができます。
・従業員説明会を実施し、就業規則の導入のいきさつ・目的及びおおまかな内容について説明を行います。
備考
・従業員への説明会実施は、1回分のみ費用に含みます。追加で従業員への説明会、役員・管理職等への研修会を実施するときは別途費用が発生します。
・面談回数は2回とし(ヒアリング1回及び打ち合わせ1回)とし、面談回数を追加する場合には別途費用が発生します。
料金
40万円(消費税別)

就業規則「松」コース

解決したい課題
残業代対策のための「固定残業手当」制度導入を盛り込んだコースです。制度導入には不可欠な給与変更同意書も対象従業員全員分を個別に作成いたします。
・規程の種類は15種類まで選択することができます。
・従業員説明会を実施し、就業規則の導入のいきさつ・目的及びおおまかな内容について説明を行います。
・なお、従業員数が20名以上の場合は、別途一人につき5,000円費用が発生します。
備考
・従業員への説明会実施は、1回分のみ費用に含みます。追加で従業員への説明会、役員・管理職等への研修会を実施するときは別途費用が発生します。
・面談回数は3回とし(ヒアリング1回及び打ち合わせ2回)とし、面談回数を追加する場合には別途費用が発生します。
料金
60万円(消費税別)
(従業員20名まで。20名以上は1人増につき5,000円アップ

就業規則オプション料金

wordファイル形式での納品
100,000円
現行規程の加工
現行規程の加工(Wordファイル形式)
50,000円
現行規程の加工(PDFファイル形式)
100,000円
面談回数の追加
1時間10,000円
就業規則説明会の追加(1回1時間)
1回30,000円
条文の追加・修正
1回20,000円
新たな規程の作成
1規程30,000円~
既存規程の大幅な修正
1規程50,000円~
雇用契約書作成
1枚10,000円
基本給表の作成
1種類30,000円
給与変更同意書の作成
(松コースは21名~料金発生)
1枚10,000円
固定残業代制度導入
(20名まで。1人につき+5,000円)
200,000円
就業規則の労基署への届出
(2ヶ所目~料金発生)
1ヶ所10,000円
就業規則サポート顧問
月額5,000円
(従業員10名まで。以降10名ごとに+5,000円)